自社で運営しているビジネスブログの記事がある程度増えてきたら、書籍にして出版してはいかがでしょう。
ビジネスブログには、代表のメッセージや経営方針、自社の商品、営業方法などさまざまなエピソードが入っています。これらのコンテンツを書籍用にまとめ自費出版として販売するのです。
ブランディングに最適
弊社でお手伝いさせていただいた書籍では、過去の社長ブログを再編集し出版しました。パンフレットや会社案内と比べ、書籍に対する信用度は高く、ブランディングあるいは、営業ツールとして役立てることができます。
電子書籍か紙の書籍か
営業ツールとして考えた場合、電子書籍より、実際に配布できる紙の書籍が良いでしょう。紙の書籍はやはり、ありがたみが違いますし、書籍ならではの存在感があります。ただ、ある程度、Webに対する理解の高いユーザ層や、若い世代を対象とした場合は電子書籍やスマホで読めるアプリでの配布も有効です。
書籍を既存顧客に配布し、自社への理解を深めてもらう、あるいは、新規問い合わせの、イベント・セミナーでの資料として配布し信頼いただくなど活用方法はさまざまです。
「資料請求で名前を出すのはちょっと嫌だな」なんていうユーザにも、アマゾンからの購入で、自社のファンになってもらえる可能性もあります。
制作のくふう
弊社で企画から編集、販売までお手伝いさせていただいた事例を一部ご紹介します。
読みやすく、マンガを使って
多少難しい内容をわかりやすく説明するため、あるいは、読者に飽きさせない工夫としてマンガを使う方法もあります。読者の本音としては、「マンガだけ読んだ」なんてこともあるかもしれませんが、営業内容や会社の姿勢を顧客に理解いただくきっかけとしては、マンガだけ読んでいただいても充分な成果です。
詳細なデータやグラフを入れて
「業界のオピニオンリーダーになる」とまでいかなくとも、すこし硬派に、詳細データを盛り込んだり、データをもとに将来の展望や業界動向を説明する手法もあります。同業他社からも少し尊敬の目で見られるかもしれません。
自費出版での利益が出せる?
残念ながら多くの場合、販売としての利益は出せません。社長が有名人だったり、かなりユニークな経営手法を持っていたり、と大きく話題にできる場合以外は「夢の印税生活」は難しいでしょう。